2017年10月16日

ガンの治療費

今年は妻が乳がんになり、手術を終え、今は抗がん剤治療中です。
家族ががんになり、初めて気付いたことが、色々ありますので、今日は、このことを書いてみたいと思います。

今まで、色々な病気で病院にかかった経験はありましたが、健康保険があるので、それほど治療費が高いと感じたことはありませんでした。
しかし、今回、家族ががんになり、健康保険を使った状態でも、その治療費の高さを感じることが多いです。
手術は高額になっても仕方がないと思いますが、抗がん剤などの薬の値段が、普通の薬と比べて、一桁違うということに気付きました。

抗がん剤の点滴1回で2万円近くかかり、白血球低下を防止する注射で3万円近くかかるということを始めて知りました。
そして、これが4回繰り返されるということですから、抗がん剤の治療だけで20万位かかってしまいます。
国民健康保険の場合、一月に6万円以上かかった場合は高額医療費ということで、戻ってくるとはいえ、かなりの家計に対する負担になると思います。

しかし、命には代えられないということで多くの人たちは、苦しい中で治療費を捻出しているのではないかと思います。
しかし、本当にこれだけの費用がかかるものなのかどうか、少し疑問に感じています。
例えば、ガスターという胃薬がありますが、これは数年前までは病院に行って処方してもらわなければ手に入れることが出来ませんでした。
しかし、数年前に市販品が発売され、街中のドラックストアでも手に入れることが出来るようになりました。
しかし、1錠あたり100円位していると思います。
病院で処方してもらえば健康保険が適用になり、だいぶ安くなりますが、それでも1月分(60錠)で数千円になり、1錠あたり50円位はすると思います。
しかし、アメリカで買えば、1錠10円もしないという話です。
つまり、日本では同じ薬でも5倍から10倍の値段で買うしかないという状況になっているようです。
そして、これは、もしかしたら、抗がん剤にも同じように言えることなのではないかと思います。
日本では健康保険制度があるので3割から1割の費用で済みますが、これを見越した価格設定がされているのではないかという気がしています。
つまり、この差額は役所や製薬会社、病院に回っているということになるのではないかと思います。

そして、これがよく言われる、既得権益ということなのではないかと思います。
今の日本は既得権益まみれになっているように思いますが、これは、大袈裟に言えば、日本を滅ぼすことになるのではないかという気がしています。
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2017年09月28日

再度、安楽死のこと

またしても前回の記事から1年以上が経ってしまいました。
毎日の生活に追われ、せっかく立ち上げたブログを更新できずにいることは、毎回、反省しております。

以前、安楽死のことを書いたことがありますが、最近、テレビの脚本家である橋田壽賀子さんが「安楽死で死なせて下さい」というインパクトのあるタイトルの本を出されました。
これによって、一時的にテレビなどのマスコミでも安楽死のことが話題になりましたが、ほんの数ヶ月で、今は忘れ去られているように感じます。
これは今の日本では安楽死の問題がタブー視されている証拠ではないかと思います。
私の知っているお年寄りの大部分は、楽に死ねるなら死にたいと考えているように思います。
昔、「ピンピンコロリ」といった言葉が流行ったことがありましたが、健康で、ある日突然、苦しまずに死ぬことが出来れば、これが一番、理想だと考えている、お年寄りが多いのではないかと思います。
しかし、今の日本の医療は、何が何でも命を確保するという方向になっています。
そして、このために、年々、高齢者の人口が増え続けているのだと思います。
しかし、寝たきりとか、思うように歩けず介護が必要な状況で長生きして、果たして幸せなのだろうかという疑問を感じている人も多いのではないかと思います。
こういう意味で、日本でもスイスなどのように安楽死を考える時期に来ているのではないかと感じます。

posted by kokoros at 16:25| Comment(0) | 安楽死 | 更新情報をチェックする

2016年04月16日

記事投稿再開の件

前回の投稿から2年近くが経ってしまいました。

このような怠惰なブログでは読んでいただけなくて当然だと思いますが、また、性懲りもなく記事の投稿を再開しようとしているところです。

実は2年近く、このブログを放ったままにしていたのですが、ブログサービス『269g』の方から連絡が来まして、ブログサービスを閉鎖するということを知り、慌てて、アドレスの移動をしたところです。

インターネットの世界は変化が早いと言われていますが、ホームページやブログスペースを提供していただいているところが提供を中止するということが増えてきているように感じます。

ただ、そうは言っても、インターネット自体は、今や生活に欠くことの出来ないものになっていると思います。

水道や電気と同じように、ライフラインの1つになっていると言っても良いのではないかと思います。

こういうことから、また、少しずつにはなると思いますが、メールカウンセリングを通して感じたことを書いていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
posted by kokoros at 15:27| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年05月30日

幸せについて

先日、あるテレビ番組を見ていたら美輪明宏さんが出演していて、短い話をされていました。

美輪明宏さんの話には人間の真理が含まれているように感じ、期待していたのですが、この時の話も心に残るものでした。

この時の話は、幸せはもらうものではなく自分で作るものという内容の話だったと思います。

よく結婚式などで幸せにしてもらいたいといった言葉を聞くことがありますが、このように人からもらえるようなものではないということなのです。

つまり、幸せは自分自身で作るものだということでした。

私たち人間は、よく考えてみれば、空気中の酸素の濃度が1%下がっただけでも、みんな死んでしまうのです。

つまり、地球上に空気があることだけでも充分、恵まれており、幸せだと言えるのだと思います。

そして、このことに気付き、感謝することが出来れば、今、すぐにでも幸せになれるといった内容だったと思います。

つまり、幸せは感謝することが出来れば、どんな状況の中でも得られるということだったと思います。

よく客観的に見ると幸せそうに見える家族でも一家心中したりするニュースがありますが、これも幸せがもらうものではなく自分で作るものであるということの一例なのだと思います。

つまり、どんなに恵まれた環境にあっても、その環境の中で感謝する気持ちが起こらなければ幸せは感じられないのです。

しかし、客観的に見て、どんなに貧しい環境でも、その中で感謝する気持ちがあれば幸せを感じられるものなのです。

この考え方というか、ものの見方は、私たちが生きていく上で非常に大切なことではないかと思いました。
posted by kokoros at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | 更新情報をチェックする

2014年01月19日

禁煙外来と森田療法

2013年12月26日のgendai.netで「【水面下で動く 禁煙外来適用緩和の不可解(2)】禁煙治療はいったいどれだけの効果があるのか」との記事がありました。
この中で禁煙失敗7割のために保険を適用している現状で良いのかという問題提起がありましたが、私は、この事実を知り愕然としました。
禁煙外来というものが出来たというのは知っていましたが、これに健康保険が適用されているということや、治療実績が3割程度しかないという事実は今まで知りませんでした。

精神科治療においては森田療法は健康保険の適用外であり、精神科で森田療法を受けようとすると今は実費で受けるしかない状況です。
しかし、神経症において、森田療法の治療効果は7割程度は充分あるのです。

つまり、7割の治療効果のある森田療法は保険の適用にならず、3割しか治療効果のない禁煙外来が保険の適用になっているというのが事実なのです。

今の日本は既得権益を守ろうとする力が支配している状態ですから、こういうことがあっても不思議ではないのかもしれませんが、改めて今の日本の腐敗ぶりを感じた次第です。
ラベル:禁煙外来
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2013年10月29日

「コミュ障」のこと

先日、「大竹まことのゴールデンラジオ」という文化放送のラジオ番組の中で「コミュ障」(こみゅしょう)という言葉が、最近、若者の間で使われているということを知りました。

話の内容からすると、どうも神経症の症状の1つである、あがり症や対人恐怖のことのように感じましたので、インターネットの検索で調べてみました。
この結果、「極端に緊張してしまい、混乱したりアガってしまってうまく話すことができない」タイプと、「吃音・吃りなどでうまくはなす事ができない」というタイプの2通りあるとのことでした。

そして、「コミュ障」は「コミュニケーション障害」の略語(ネットスラング)であり、「コミュ症」と書かれることもあるようでした。
そして、ネットの掲示板などを見ると、アスペルガー症候群だと誤解している人も多いように思いました。

しかし、森田療法の立場から見ると、これは明らかに、あがり症や吃音恐怖といった対人恐怖の症状であり、神経症の症状だと考えて間違いないと思いました。

ですから、もし、「コミュ障」と言われる症状に悩み、このブログを目にした方は森田療法の学習を検討してみると良いと思います。

森田療法の学習をしていく中で対人緊張や対人不安が解消してくれば、「コミュ障」の症状は充分、治ってくると思います。
ラベル:コミュ障
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2012年08月28日

安楽死法の必要性

尊厳死法は日本でも成立する方向に向いているようですが、一歩進んで、安楽死法も、今の日本にとっては大いに必要ではないかと感じています。

今の日本は政治家の力が弱く官僚主導の社会になっていますので、安楽死法といった基準から外れた法律が成立する可能性は、ほとんどないと思いますが、もし、安楽死法が施行されるようになれば、今の日本の高齢者問題や年金問題など、多くの問題が解決すると思います。
また、こういう法律であれば、公務員の給料を2割カットするといった対策よりも、官僚のみなさんにとっては受け入れやすいのではないかと思います。

今の日本はお年寄りの数が増えていますが、多くのお年寄りは、ぽっくり死ねるのであれば、死にたいと考えているのではないかと思います。
つまり、孤独な一人暮らしの老後の生活を送ったり、持病をかかえ苦しい思いをしながら生きていることが、果たして本当に幸せな生き方なのかと考えると、疑問が出てくるように思います。

戦後の日本は行き過ぎた民主主義というか、全ての人が平等にというアメリカの指導を受けてきた結果、何か大切なことを見失っているような気がします。
その1つが、何がなんでも長生きさせるという今の医療ではないかと感じています。
そして、このひずみが今、日本に起こっているように感じます。

昔、何かの雑誌に、ジェームス三木さんが書かれていましたが、人間が生きてるのは、何か楽しみを感じられるような状態であり、植物人間のように、ただ命を保っている状態では人間として生きていることにはならないという考えに、私も同感です。

そして、こういう見方をすると、今の日本のお年寄りの、かなりの人たちは、人間として生きていることにならないのではないかと思います。
認知症で老人ホームに入れられているお年寄りを初めとして、ただ、物理的に命を長引かせているだけの状態の人が増えているように感じます。

こういう意味で、日本でもオランダのように安楽死法を制定するようにしていった方が良いのではないかと感じています。
ラベル:安楽死 尊厳死
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2012年02月29日

皇太子妃、雅子様のこと

1年ぶりの記事となってしまい、ブックマークされている方には大変、申し訳なく思っております。
色々、私事、雑用が重なってしまい、気がついたら1年が経ってしまいました。

4年くらい前に一度、皇太子妃、雅子様のことを書かせていただきました。
その後も、週刊誌では頻繁に取り上げられていますが、先日、週刊新潮の平成23年12月22日号を読む機会があり、この中に書かれていた雅子様のことが心に引っかかりましたので、今回は、これに関することを書いてみたいと思います。

この記事によりますと、雅子様のご病状は環境が原因であるため薬物療法も認知療法も効かないということでした。
今の精神医療では、薬物療法と認知療法が一番ポピュラーになっているために雅子様の治療に、この2つが用いられていても不思議ではないと思います。
ただ、以前にも書きましたが、雅子様のご病状は森田療法に関わっている立場からすると神経症(不安障害)の可能性が高いと感じますので、薬物療法や認知療法では思うような効果が出てこなくて当然だと思います。

神経症の場合は元々が脳や神経の異常が原因ではなく「とらわれ」と言われている心の置き所が原因になっていますので、いくら薬を飲んでも、また、症状だけに目を向け、これを無くそうとする認知療法を行っても、これでは良い方向に向かわなくて当然だと言えるのです。

ただ、今は森田療法をきちんと行うことの出来る病院の先生がほとんどいないように感じます。
このため、雅子様が森田療法を受ける機会に恵まれないのも仕方がないと思いますが、森田療法をきちんと受けることが出来れば、良い方向に向かわれる可能性はかなり高いのではないかと感じます。

第二次世界大戦以前は精神科の病院などで森田療法を受ける機会に恵まれていましたが、戦後、特に、ここ何十年かは薬物療法や認知療法に押されて、森田療法を受ける機会が、すっかり減ってしまったように思います。

かつては認知療法の前身である精神分析と並び神経症の精神療法として世界的に有名であった森田療法ですが、今はアメリカの影響や後継者難も加わり、すっかり衰退してしまっているように思います。

しかし、私自身、対人恐怖症などの強迫神経症(強迫性障害)を森田療法の学習により克服することが出来た経験がありますので、きちんと森田療法の考え方に沿って努力すれば、神経症を克服していけると思っています。

先日、天皇陛下の心臓の手術の際に、東大卒ではない、現場での実績を重ねた先生が執刀されましたが、雅子様の治療においても、こういう形で治療者の選択をしても良いのではないかと感じています。
つまり、東大卒といったエリート医師ではなく、極端な話をすれば、民間のカウンセラーに任せるといった大胆な方法を取っても良いのではないかと思います。
そして、この際にポイントになるのが森田療法になるのではないかと思います。

話がまとまらなくなってしまいましたが、要は薬物療法と認知療法だけで雅子様の治療をしていても埒が明かないので、森田療法といった方法も取り入れてみる価値があるのではないかということを書きたかったのです。
ラベル:皇太子妃 雅子様
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2011年02月10日

延命治療のこと

1年近く記事の更新をサボってしまい申し訳ありません。
諸々の事情でブログの更新を怠ってしまいました。
また、少しずつ記事をアップしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

今回は、数ヶ月前に見たテレビの番組から感じたことを書かせていただきたいと思います。
これはNHKのクローズアップ現代(2010/12/9)という番組で、難病で延命治療を受けていた18歳の少女が自らの意志で延命治療を断り死んだという内容の放送でした。
両親は延命治療を望んでいたけれども、本人の強い希望で延命治療を中断したという内容でした。
寝たきりの状態で人の手を借りなければ生きていけない状況の中で、頭はしっかりしているために、申し訳ないという気持ちが強かったのではないかと、テレビを見ていて感じました。
また、延命治療を断る判断をする前に本人の希望で家族3人で海に行ったとのことでした。
そして、この少女は、このたった一日の思い出だけで幸せだったと番組の中で語っていました。
毎日、寝たきりで辛い思いをしている中だからこそ、こういう、ほんのちょっとした旅行でも幸せを感じることが出来たのではないかと思います。
よく幸せは相対的なものだと言われますが、日頃、何不自由なく生活している時は、一日位旅行に行っても、それほどの幸せは感じられないものだと思います。
いずれにしても、このたった一度の願いが叶ったことで、この少女は延命治療を断ち、自らの命を終わらせる判断をしたのです。

今は政治家にしろ、自分だけのことしか考えない人が増えていますが、この少女のような純粋に周りの人のことを考えられる人間の方が、はるかに大きな人間のような気がしました。
ラベル:延命治療
posted by kokoros at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 安楽死 | 更新情報をチェックする

2010年03月14日

あがり症について

あがり症という言葉はポピュラーな言葉のようであり、ヤフーやグーグルで検索すると、200~300万ページがヒットしますが、今も昔も、あがり症に悩んでいる人は多いように思います。
大勢の人前で話をする時などに緊張し、手や足が震えてしまうとか、汗が異常に出てしまうとか、言葉が詰まってしまうといった形で現れることが多いと思います。
そして、インターネットのサイトの中には、あがり症を5分で治せるとか、簡単に治せるといった内容のものも多く見られますが、こういう情報は、あまり信頼できないものだと思います。
つまり、あがり症の元になっている神経症は、長い年月をかけて身に付けてきた誤った考え方や行動の仕方が根本的な原因になっているのです。
これは森田療法では「気分本位のクセ」と言っていますが、この癖は、すぐにパッと直るようなものではないのです。
少なくとも、1年くらいは、森田療法の考えに沿って、努力方向の軌道修正をしていくことが大切になってくるのです。
また、あがり症は、脳内の異常物質とか、神経など、身体的な原因から来るものではなく、心の置き所、つまり、対人関係における緊張や不安に対する「とらわれ」から起こってきますので、いくら薬を飲んでも、これだけでは根本的な解決には結びつかないものなのです。
ですから、簡単に治るとは考えない方が良いと思います。
聖書の言葉に「狭き門より入れ」というものがあったと思いますが、初めは大変そうに見えても、森田療法などで、きちんとした対応をしていった方が、結果的には早く、あがり症の辛さから抜け出すことが出来ると思います。
ラベル:あがり症
posted by kokoros at 16:59| Comment(0) | TrackBack(0) | あがり症 | 更新情報をチェックする